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最終更新日時 : 2013/10/21 15:53

 

 

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番少ないからって急に暴れ

[ 花 ][ 春 ]

[ 2013/09/16 15:28 ]


「地獄とか、本当にあるのかな」
神さまにしては面倒くさい施設を作るもんだと思う。
「案外ここが地獄なのかもしれないね」
朱雀はいつもの調子でのほほんと言った。
「そんなにこの世がつらいんですか?親父にいじめられすぎて?」
「いや、そんなことないけど」
すこし苦笑すると
「長い人生が終って、疲れて、すこし休みたいな、十年くらい眠りた
いなと思うのに、もう次の瞬間生まれ変わって生み落とされるとか」
「輪廻転生、無限地獄?」
「そうそう。生まれすぎてずっと休めないのが地獄なんじゃないか
なって」
「それは朱雀さんにとっての地獄でしょ」
「ふふ…そうだね」
「どのくらい寝たいんですか」
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「ぐっすり、三年くらい?」
「長。どんだけ普段寝かせてもらってないんです」
「けっこう寝てるんだけどね。寝てるときが一番しあわせなので」
すっかりじじいめいたことを言いつつ
この人が一番変わらないんじゃないかな
白く美しい顔で笑った。
昔からずっと、俺にやさしい。
「じゃあ俺たちは、愛しい恋人にも地獄での再会を誓ってることに
なりますね。くり返し愛をささやいて」ファッション 通販

「そうだね。でもふたりでいられれば幸せだよね、きっと。苦しくて
もなんか、しあわせに感じる」
「それはあなたがエムだからですよ」
「そっか」
褒めてないのにすこし照れてるのがおかしい。

「どこに逝くのも、怖くないんですね」
「怖いというか、仕方ないって感じかな。俺をこの世に連れてきて
下さったのも、きっと誰かなんだろうから。その方の連れてってくだ
さるところへ、また行くだけというか」
「神ってやつですか」
「わからない。仏さまかな」ランニング 時計
「相変わらず他力本願ですね」
「そうだね。終らせることしか知らない」
朱雀は伏せていた目をそっと上げると、夕霧に笑った。
「今まで本当にありがとう。光や蛍や冷泉さん、夕霧くんに会えて、
とても楽しかったです」
本当に楽しかったと思う。
「今すぐ死ぬような口ぶりですね」
「うん。永遠に眠りたいの」
朱雀は酔えない酒をきゅっとあおった。
「こらこら、何しめっぽい会話してんの」
後ろから蛍が割って入って、ばっとふたりの肩を抱く。31-8 定められた現在

ほんとうに
このまま終ればいいのにと思った
姫君は春宮に入内なさったし、夕霧くんは結婚したし
もう思い残すことは何もないよ
十分しあわせだと思う。
光は三十九歳でまだまだ元気だし
紫さんも笑っている
柏木くんもいてくれるし
ねえ、もうこれでいいでしょう?
今終れば、甘くせつない王朝絵巻
でも楽しかったねって終れるじゃない
童話的に終れるじゃない
なのに
「紫式部、なぜ書いたし」
朱雀は深く嘆息した。
たのむ、俺だけでもいい、今すぐここで終らせて。

「何言ってんの。これからが本番でしょ」
蛍は酒をあおると、元気よくつっこんだ。
「薫生まれてからが本番だよ。これまだ序章だよ?序章。俺たち
前座メンバーだからね」
「前座なが」
「えっ、俺主役だと思ってたのに…」
「まだテーマ曲すらかかってない」
「前座ですでに死者多数ですね」
冷泉帝は相変わらず、にこにこ笑って酒をのむ。
ちなみに今日は行幸だった
朱雀まで一緒に、六條院に集う。
一段下に座ってた光を
「そんな、もったいない」
「そうですよ父上」
二人の帝が同列に引き上げての酒盛り。
光のしあわせの最後の宴だった
日でいえば斜陽
これまでの須磨明石とか藤壺さんとか玉鬘とか
そういうレベルではない致命的なマグニチュードの地震が。
六條邸と光を襲おうとしている。
その震源は、まさかの朱雀だった。
「もう、今まで黙ってたのに何なの?出番少ないからって急に暴れ
たりしちゃ

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かったかのようにすましているのが

[ 花 ][ 春 ]

[ 2013/09/14 16:00 ]

べる。
「本当に行かないの?ならここで寝て」
紫は、他へ行かせまいとこんなことを言った。しかも可愛く。
こいつ、小さいながらに策士だな
しかもその策は、俺のど真ん中をついている。
可愛がりながら、翻弄されてるのは俺の方かもしれないと思った
こんな可愛い人をおいて他へなんて、とても行けない気がする。6-7 戦国か

「左大臣が悲しがるよ、妻を大事にしてやりなさい」
父は光を諭した。
光は恐縮のていで、返事もしない。
心ゆかぬなめり*—
父は可哀想に思った。
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「たいそう美しいそうだが、それでも気に入らないのか」
美人なら誰でもいいわけじゃないよあなたと違って、と思い、
光は心の中で嘆息した。
こういうのを、自分を棚に上げると言うんだよな。
母を死なせた父に、女の扱いをとやかく言われたくはない。
兄はその点紳士だった
わが身におきかえ反省することはあっても、人に意見することは
まずない。
父に会うと、どういう顔をすればいいんだろうと光は迷った。
馬鹿だなとあざけりたい気もするし
彼女をよこせと怒鳴りたい気もする。
お願いだからくれと頼みたい気もすれば
ごめんなさいと謝りたい気もした。
父のこと、きらいじゃないのに。
めんどうな恋敵に、ため息がでる。
スマホのカバー

女房には興味ない光だが、ある種の超人には興味があった。
もう期限切れてんじゃないか、表示偽装なんじゃないかと思うほど
年寄りなのに若作りの女房がいて
これがなかなかがんばってくる。
この人、なんでこんな歳までほしがるのかな
光は、興味というより、脅威をおぼえた。
男の何かを吸いとって生きてるのかもしれない。

人妻はあなわづらはし*…
光がぐったり伸びていると、誰かくる気配がした。
婆さんの良人かな?
こんな介護を見られても面倒だし、はよ帰ろ。
光は直衣をもって屏風の裏へ入った。
相手はそれを、ごほごほ畳んでくる。
ん?おすすめのアプリ
光は暗闇に目を光らせた。
おっさん、やったな
頭中将はまだばれてないと思い、太刀を抜いてぎらりと脅した。
「あなた、どうか」
老女が慌てて、両手をすり合わせて拝む。
頭中将が笑いをこらえる。
「貴様も抜けい、今夜こそ決着をつけてやる」
「いい歳して何やってんすか」
「とう!」
「わっ」
光は太刀をよけると、その腕をぎゅっとつねった。
頭中将がはははと笑う。
「戦国か!勘弁してくださいよ、こんな夜中に」
「お前があまり秘密主義だから、すこし懲らしめてやろうと思っ
たんだよ」
あんたに斬られたら即死じゃねえかと思って、光は嘆息した。
「もう…放してください、その服着るから」
「だめ。そのまま出ろよ」
「じゃあそっちも」
「待て、引っぱんなって」
ぐいぐい引き合うから、直衣の縫い目がほどけてしまった。
「着れねえじゃねえかよおいー」
「そっちが先に手出すからでしょ」
「大人げない」
「あなたに言われたくないすよ」
苦笑しながら、ふたりは出てきてしまった。
「もう自重してくださいよ、年上なんですから」
「お前より若いつもりだよ、力もあるし」
「五つも上なら立派なおっさんですよ」
「おっさん言うな」
頭中将は光をこづくと、肩を並べて歩いた。
はだけた上衣から、引き締まった体躯が見える。
「葵よりあんなババアがいいのかよ、趣味わる」
「ちょっと試しただけすよ。疲れたけど」
「吸われただろ」
「吸われた…」
げっそり言うので、頭中将はあははと笑った。
袖を受け取り帯を返して、ふたりの秘密がまたひとつ増える。

翌日ふたりは参内した。
光が何事もなかったかのようにすましているのが、頭中将にはおか
しくてならない。
仕事の多い日で、まじめな顔をしていることが多かった。
まじめぶ

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安曇に、思い当たる節があった

[ 花 ][ 春 ]

[ 2013/09/13 11:12 ]

きた早馬に呼びとめられると、来た道を戻ることになった。

「安曇様! いますぐ港へお戻り下さい、安曇様——!」

「どうしたんだ。何が起きた」

 怪訝顔をした安曇へ、報せの番兵は息を切らしていった。

「神戸に、近づいてくる船影があるのです——」

「船影だと?」

「船は、出雲のもの。しかも、乗っているのは……石土王様です。引島を守っていらっしゃった石土王様と、その一団が——」

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「なんだと?」

 すぐさま馬の腹を蹴り、安曇とその一団は早駆けをして戻った。

 無事を危ぶまれていた石土王の帰還に、神戸の港は沸いていた。

 水際は人で埋め尽くされていたので、安曇を囲む部下たちは、強硬に人をかきわけていく。
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「道をあけろ、安曇様をお通ししろ!」

 黒山の人だかりの奥に見える桟橋には、出雲造りの船が数隻着いていた。つくられたばかりの新しい船ではなく、木材は、荒波や風を浴びて色が濃くなり、角が丸くなっている。

 使い込んだ船のそばには、陸にあがったばかりの武人の集団がいた。
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 船と同じく、身にまとう戦装束は少し汚れている。しかし、豪奢だ。

 そこにいたのは、父譲りの巨体をもつ、石土王という名の小王だった。

 人の隙間を縫って安曇が近づいていくと、石土王は、えもいえぬ苦笑を浮かべた。

 奇妙な表情の理由を、安曇はすぐに察した。だから、「悩む必要はない」と首を横に振り、両腕を大きく広げて、無事を喜んだ。

「石土王——生きていたのだな。よかった……!」

「よかったものか。任された砦は敵に奪われたというのに、おめおめと帰って——」

「あなたや、あなたの部下たちの無事がなによりの勝利だ。穴持様も、必ずそうおっしゃる。もちろん、あなたの父王も——」

 安曇と抱擁を交わしたのち、石土王は、巨体に似合う丸々とした顔を悔しそうに歪めた。

「出雲に戻らずに、どこかへ逃げおおせようかとも思った……。どの面下げて、ここへ戻ればいいのかと——」

「何をいっているんだ、生きていたのだから戻るべきだ。よく戻ってくれた」

「——ああ。部下のためにも、帰らなければならなかった。それに、伝えなければいけないこともあった……」

「伝える? ——ああ、そうだな。あなたの軍は、引島で大和と相対したのだな」

「それもあるが——連れ戻したい奴がいた。俺が、どうにか生き延びられたのは、彼のおかげなんだ」

 石土王は肩を落として、背後を見やった。

 そこには、荒波を乗り越えて帰還した船が、ちゃぷんと船底を揺らして浮いている。その船で出雲に辿りついた石土王の部下たちは、おおかた陸の上に上がっていた。しかし、船には、まだ男が一人残されていた。男は船床の上にぐったりと寝転がり、青々とした晴れ空のもとだというのに、そわそわと目玉を左右に動かしている。焦点が合っているようには見えず、仕草や表情は、どこか普通と違って見えた。

 安曇は、その男の顔をよく覚えていた。

「比良鳥(ひらとり)……」

 その男は、かつて大国主に仕えた側近の一人だ。

 しかし、今、船の上に横たわる比良鳥の顔つきや仕草に、かつての精悍な印象はなかった。今のようにだらしなく寝転んでいる姿は、見たことがなかった。

 しかも、比良鳥は、何も見ようとしなかった。まるで、もともと目が見えない盲(めしい)のように——。

「目が見えないのか? まさか——」

 安曇に、思い当たる節があった。

 出雲軍から追放される際、比良鳥は、神野の巫女の手によって神事をおこなった。

 神事は〈赤穢の契り〉という名で、みずからの身体の一部と引き換え

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2020五輪開催地はどこになると思う

[ 花 ][ 春 ]

[ 2013/09/12 13:02 ]

れ〜」

何やら澪を見習ったのか呻いている連中の懐を探り出した巴を諌める意味も込めて僕は早足にその場を去った。

ったく、それやったらただの追い剥ぎでしょうよ!
************************************************
戦闘シーンとか難しいんだって。

ご意見ご感想お待ちしてます。返信が遅れることはありますが、お返事は書かせていただきます。改めましてギルド登録

「はい、それではこれで商会名クズノハ商会で登録は完了致しました。代表はライドウ様、構成職員として巴様と澪様を登録いたしました。尚、記載情報の変更などは速やかにライドウ様がギルドにて申し出てください。臨時雇いなどの人員増強の際には申告は必要ありませんが正職員として増員がなされる場合には申告が必要となります。その他申告が必要なことや免許品等につきましてはこちらの冊子を熟読下さい」安全靴 ピューマ

表面を青く加工された金属製のギルドカードを発行された僕は従者二人と共に自らの商会を立ち上げることに成功したのだった。

渡された冊子は薄いが文字がびっしりと書き綴られている。紙貴重だからってここは解り易さを優先してもらいたい所だ。

ギルドに商会の特徴と方向を聞かれたときには、まだ定めておりませんので正式に活動を始めるときに改めて挨拶に伺います、とお茶を濁しておいた。

薬品は扱おうと決めてるけど、他は曖昧だったので。

何でもギルドとして商会を紹介(駄洒落じゃないよ?)する際にタグとして情報があると助かるのだそうだ。まあ、もっともだ。

また、レンブラントさんにでも会いに行って相談に乗ってもらおうかね。

昼食はごくごく軽く済ませ、拠点にする宿を探して奔走しているトアさん一行に連絡をつけて冒険者ギルドへ。

ランカーぶちのめしたことで何か一悶着あるかと内心ビクビクだったが特に問題は無かった。

レンブラントさんは冒険者(だと思う)の呪病の術者を殺しただろうに依頼の取下げとかは無かった。現に僕が依頼を受けた。

ギルドって情報網凄そうだから知られてない訳は無いと思うんだけど。

線引きがわからないというのも不安を掻き立てる。読んでもいなかった冒険者の手引きっぽい冊子も目を通しておくかぁ。

ライム君は、見るからに小悪党な雰囲気で、僕など彼を平均的チンピラと評したのに、ギルドに泣き付いたり仲間や手下に有ること無いこと吹き込んだり面倒な事はしなかったようだった。

特に様子がおかしい事も無く、無事に受付のカウンターまで来れた。

ギルドに既に届けられていた破格(モノを考えると破格というほどではなかったようだけど)の報酬を受け取ると、僕以外の皆さんわくわくどきどきのメインイベント。

報酬の受け渡しの段階でちょっと注目を集めた事なんてすぐに過去の事になりそうな気が致します。

巴と澪の冒険者登録であります。puma スニーカー 通販

ちょっと巴がニヤリとしたのが気になったけど。いや正直に言うよ。凄く気にかかった。

先に僕のレベルについて確認してもらったけどやっぱりレベル1のままだった。もうこれは女神の呪いかもしれない。

澪を制するように巴のやつは先に登録したがり、まあどちらからでも良かったので巴からやらせる。

比較的人が少ないのが救いだけど、数日もすればすっかり有名人なんだろうなあ。

いきなり1600までを測れる紙を要求し、職員のド肝を抜き。周囲はざわめく。当然の反応だよね〜。

「巴様、レベル、1340です」

「なにいいいいいいいい!!??」

僕は叫んだね。叫ぶ予定なかったけど叫んだね。

何で上がってるんだよ?ついでに何でそれに不満顔で驚いてん
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後悔はない

[ 花 ][ 春 ]

[ 2013/09/11 17:02 ]

。はぁ、そうなんですか?」

「それで、古賀君。真のパソコンは、直せそうなの?」

「う、うん。実際に見てみないと俺にもわからないけど、接触とかじゃないかと思うから時間があれば大丈夫だと思う」

「本当ですか、古賀先輩!」安全靴 ピューマ

「センパイ、センパイ、コガセンパイ……。ICレコーダを持ってこなかった俺、死ね……」

「古賀先輩?」

「へぇ、凄いんだ。ちょっと見直した。可愛い後輩の為、私からもお願いね」

「わ、私からもお願いします。パソコン直してあげて下さい」

「皆さん……ありがとうございます」

「じ、じゃあ。れ、連絡先を教えてくれる? 都合が良い日を教えてくれたら一度見に行くから」

「あ、だったら。もしお時間があれば今日これから見に来てくれませんか? 時間も時間ですから、お昼は家で食べていってください」

「!?!?!?!?」

 思わぬ、いや生涯初めての申し出に古賀の思考が停止する。

「となると、あれもそろそろ止めましょうか。天野君もいた方がきっと良いのよね?」

「いや、あいつは別にいなくても良い。むしろ来るな」

 黒い本音が臓腑から染み出る。
 本能が吐いた言葉かもしれない。

「え?」

「いや、何でも」

「熱もピークは過ぎたでしょうし、あのままにしておくのも中高の恥、柳瀬さんは私達が連れて帰るから天野君と真理ちゃんの事お願いね。古賀君」

「ん、な、なに?」

 す、と近づいてきたゆかりに体を強ばらせる古賀。

「上手く直ったらお礼はするから。でも、真理ちゃんにおかしな事をしたら……別のお礼をするからね」

 ゆかりからぼそりと一言付け加えられ、その温度の低い声に古賀は震えた。
 天野と晴子の争いを止めると、帰るゆかり達と真理の家へと向かう古賀達に別れて、それぞれアーケードを立ち去っていった。

夕刻。
 深澄家からの帰り道。
 二人の男子、天野と古賀が夢心地で歩いていた。
 無事に、かはともかく真のパソコンを修理して歓待を受け、このまま留まったら溶けると確信する素晴らしいひと時を味わった後である。
 姉の雪子も二親も揃った深澄家は彼らにとって理想郷だった。
 余談だが、天野は人妻に加えて年上のお姉さんにも目覚めた。
 一応父親である隼人から怨嗟と殺意の目をいくらか浴びているのだが、浮かれきった二人はソレに気づかずひたすら良い心地でいた。

「すげえ。深澄家、すげえ」

「真理タン。来年から、真理タンと同じ高校生活……」

 駄目である。puma スニーカー 通販
 まったくもって二人とも、駄目である。
 一際強く、息がつまるような冷たい風が二人を打つまで、彼らはそんな感じだった。
 
「はぁ……。にしても、夢みたいな一日だった」

「ああ。でも、ちょっと気になったな」

「真のパソコンだろ?」

「接触問題かと思ったけど、HDD自体が無くなってた。そんな事ってあるのか」

「もう少し、真の事調べてみるか?」

「手伝ってくれるか? お|義兄(にい)さんの無事は確認しておかないとな」

「っ!?」

「それに、ダイエットもしないとな。ピザデブは卒業だ」

「……お前、まだ夢見てんだなあ。俺も雪子さんに彼氏さえいなかったらなあ。奥さんが未亡人でも全然良いんだけど」

「……お前の方が外道だ。夢見てんじゃねえ」

「SSDあげてきちゃったお前ほどじゃねえよ。良いのか320GB」

「後悔はない」

「本当か、|RAID0(レイドゼロ)」

「……してない、断じてしてない。とりま明日からランニング付き合え」

「明日からとか早速折れてんじゃねえか」

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